Workers' Alpine Club of Mishima

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春山 大札山と蕎麦粒山

早春の花々を期待して大札山と蕎麦粒山へ入るが、昨夜の雪で思いがけず雪山山行を楽しむことになる。

大札山肩登山口駐車場 大札山山頂

車は国道362号から南赤石線林道に入り、トイレ、駐車場のある大札山肩登山口に駐車する。登山仕度を済ませ、粉雪が舞う中を大札山へ向う。路面の水溜りに氷が張っている。檜林からすぐにブナ、ヒメシャラの多い雑木林に変わる。早春の花「マンサク」の名札が付いた木を見上げるが花は全く見られない。例年なら3月末には見られると云うが今年は遅れているようだ。大札山で小休止。

蕎麦粒山 イワカガミ

山頂から望む北側の山々は真っ白に雪化粧している。はっきりしないが尖っているのは黒法師岳か。北西には蕎麦粒山が見える。周囲の木々も雪が付いて奇麗だ。路端にはたくさんのイワカガミが開花を待っていた。

蕎麦粒山上り 蕎麦粒山山頂

続いて蕎麦粒山へ向う。北尾根コースを下ると東側は白い山肌を出して大きく崩落している。その手前「通行禁止」の看板を見て林道へ出る。そして、林道を少し歩き蕎麦粒山登山口南尾根コースに入る。積雪も次第に深くなり登山靴が埋まるほどになる。思いがけなく雪山を楽しむ。凄まじい強風で雑木林はうなり声をあげている。フリースにカッパまで着込むが身体は温まらない。ハイキング用手袋では手が冷える。 蕎麦粒山へはあっけなく着いたが、寒風が吹き荒れ寒いので記念写真を撮り終わると山犬段へと下った。

蕎麦粒山下り マンサクの花

木道があると聞くが雪に隠れて見当たらない。雪道の下山は皆さん慣れたもので速い。山犬段の大きな駐車場には車もなくとても静かだ。山犬段の立派な山小屋を借りて昼食を摂る。玄関軒下に掛けられた温度計が−3℃だったので、山頂での体感温度は相当な寒さと察した。 帰りは南赤石線林道を大札山肩登山口まで戻る。林道は良く整備はされているものの山側は崖からの落石がいたるところに見られ、雨が降ったら通りたくない林道だ。 期待した「マンサク」の花は林道沿いに僅か咲いていた。

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