Workers' Alpine Club of Mishima

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春山合宿・谷川岳、武尊岳

 快晴の谷川岳・武尊岳を楽しんできました。谷川岳では西黒尾根の下山は危険なため断念したが、頂上から眺めた素晴らしい展望に大満足でした。 武尊岳は登山者が少なくてトレースが見つけにくかった。 頂上直下の40度以上もある傾斜の雪壁の登りには緊張した。雪も適当に締まっていて歩きやすかった。頂上からの展望も良かった。

谷川岳

5月2日三島よりロープウエイの駐車場に来て泊る。3日朝一番のロープウエイで天神平の駅に行く。天気は快晴、アイゼンをつけて出発、スキー場の脇を通り稜線に出る。 

西黒尾根の眺めが素晴らしい。雪質もアイゼンがダンゴならずに調子が良い。時間があるのでゆっくり登る。熊穴沢の頭の避難小屋は2m余の雪で屋根近くまで埋まっていた。

ピーク写真

2時間30分で谷川岳山頂に(トマの耳)。ここからの眺めが素晴らしかった。オキの耳は15分くらいの距離なのでザックを置いて登った。眼下には一の倉沢を代表とする目もくらむような岩峰が広がっている。山頂近くでは所々大きなクラックも見えた。今日はゴールデンウイークの真最中たくさんの登山者が登ってくる。暖かいため半袖のTシャツ1枚の人も居る。ゆっくり下山する。

午後明日登る黒尾根隊と合流する。駐車場のコンクリートの上で乾杯し情報交換を行なう。

 ここでいい情報を一つ。ロープウエイの立体駐車場は1日500円という安さ。トイレはきれいだしホールは暖房も完備。それに管理人さんが抜群に親切。オススメですよ

武尊岳

4日 4時起床上の原登山口の向かい、5時に登山口を出発する。朝食は休んだときに食べる。最初は沢道,雪はすぐにあった、アイゼンは傾斜がきつくなってからつけた。かすかな踏み跡を頼りに登る,標識も無くリボンも少なくてトップは苦労する

ピーク写真

名倉のオキからは尾根道となりだいぶ楽になる。鎖場近くの雪壁は急だった、ピッケルを深く刺しアイゼンを強く蹴りこんで登る。鎖場の上はなだらかになり展望も急に良くなった。登り始めて5時間かからずに山頂に着くことが出来た。ここでの展望もすばらしかった。武尊岳は日本百名山に数えられているが谷川岳に比べて登山者は極端に少ない。それでも頂上では何人かの登山者と情報交換をしながら45分も滞在した。 

登る時に使った雪壁は危険なためトラバースして、慎重に下る。危ない所が終ったのでホットする。今日は17年前に遭難死した柳下君の命日なので5人で黙祷する。形見のピッケルも借りてきた。後は危ない所も無く快調に下山する。2時間余で登山口まで着いてしまった。良い山に2つも登れて満足している。

 

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