上越/ナルミズ沢
スケールがあり、ナメがどこまでも続き、ツメは草原。初級者向きの素晴らしい沢です。しかし、最後に待っているのは、...。
待ち合わせ場所の水上の道の駅に0時過ぎに到着。懐かしい友人との宴会で寝不足の朝、土合の白毛門登山口に車を停め、東黒沢から入渓。最初の簡単な20m滝を越えれば、ナメが続く快適な沢です。
ツメからちょっとの薮漕ぎで丸山乗越を越え、ウツボキ沢の支流を下降します。
ウツボキ沢出合で宝川に合流。広河原では、先着の数パーティが既にキャンプの準備。さすが人気の沢です。私達は大石沢出合まで進みます。東黒沢もきれいですが、宝川は水量豊かでスケールのあるきれいな沢です。
大石沢出合でキャンプ。夕食の調達にトライしましたが、私はボウズ、Yさんがどうにか1匹。ここの魚はスレてる。焚火を囲んでの宴会は、沢登りの楽しいひとときです。
翌朝、ナルミズ沢に入ります。大スラブ帯をもつ越後烏帽子のピークが目の前に。沢は、このピークを右から回り込んでコルに上がります。
シャワークライムも沢登りの醍醐味。ここでは、わざわざ難しいところを登ってます。
「暑い」と言って釜に浸かる人もいますが、沢を抜ける風はすでに9月。最後までナメが続きます。
ツメは気持ちのいい草原。いい沢だった!しかし、最後に待っていたのは、長く暑い縦走路でした。朝日岳〜白毛門を経て、ヘロヘロになって下山。
予定より1日早く下山できたので、翌朝、一の倉沢の見学。登りたいな〜。皆さん、お疲れ様でした。