Workers' Alpine Club of Mishima

Menu: | Home | 会の紹介 | 活動報告 | 特別企画 | BBS | Members | Link
2004年度 | 2005目次 | 2005特集 | 2006目次 | 2006特集 | 2007目次

赤石・荒川三山(中岳〜悪沢岳〜千枚岳)

昨年に計画、その後、台風で二度も延期され、やっと実現した。2泊3日の小屋泊自炊山行に決まる。丁度よい大きさのザックがないので30Lザックを新調する。最近のザックは軽く背面長もピッタリで身体にフィットして、とても背負いやすい。

荒川三山 荒川三山

畑薙ダムには早くに着いた。東海フォレストバスのバス停に皆のザックが並んだ。そこで、皆のザックの大きさ、重さに関心がいく。特に、Kさんの大きなザックに注目。私が持って15〜6kgあったと思う。Kさんは中身を出して説明されたが後藤さんのアドバイスもあって、少しでも軽くするために無線機、テルモス、ロープ、医療品セットなどを車に戻した。ちなみに、私の個人装備は水1.5Lを含め、8kgくらい。それに共同食料1.4kgを入れても9.5kgぐらいだった。

雲一つない快晴は朝の内だけで赤石岳分岐に近づくと天候は急変し、山はガスに覆われ赤石岳の稜線に出ると強い北風が吹き上げ、突風に何度もバランスを崩し、冷え込んだ身体でストックをあやつり防風体制をとりながら進む。

荒川三山 荒川三山

千枚小屋の2階から見た夜明の富士山は素晴しい。

荒川岳方面を望む 荒川三山

岩場ややせ尾根もあって、とてもいつものペースでは歩けない。7人の隊列はMリーダを先頭にK、W、N、K、G、Oと続き、間隔を空けないようにまとまった。

荒川三山

中岳へ向う途中は強風が巻いていた。Kさんは強い突風にあおられて横転したが幸いにもお花畑の中で助かる。ガスの中でメガネのレンズはくもり手袋で何度も拭くが足元が見にくい。

荒川三山

休憩もあまり取れずに歩き続け、寒さと緊張の連続で疲れも出てきた。中岳避難小屋でやっと大休止がとれ一息つく。

荒川三山

赤石岳〜中岳〜悪沢岳〜丸山〜千枚岳を経て10時間半かかって千枚小屋に全員無事に辿り着いた。

荒川三山

小屋の主人は今日の荒天に早くに着いたので驚いていた様子だった。

荒川三山

夕食が終って主人のギター演奏を聞きながら何時までも飲み明かした。

千枚小屋を朝6時に立つ。下山の途中、樹林の間から振り返ると千枚岳、荒川三山、赤石岳が朝日に輝き、昨日の荒天が嘘のようだった。
 椹島ロッジまで3時間40分で下り、早いバスに間に合った。赤石温泉の白樺荘で反省会。無事を乾杯して明るい内に帰宅した。

先頭に戻るページの先頭に戻る


inserted by FC2 system