Workers' Alpine Club of Mishima

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個人山行 浅間山と軽井沢散策

たまにはゆっくり楽しみながら山へ行こうと始めた「山旅山行」、今回は浅間山と軽井沢散策だ。11月6日(日)三島から軽井沢まで4時間少々で到着した。日曜日なのに全く渋滞もなくラッキーだった。今日の山行は鼻曲山だ。おかしな名前の山だね。名前の由来は山が曲がっているらしいがあいにくの霧で見えず。「今年は全般に紅葉が遅れあまりきれいでない」と言われているように「ふれあいの里」駐車場付近に紅葉はあっても特別感動するほどでもない。整備された登山道は歩きやすく快適だ。途中若干の急登はあるが1時間30分ほどで山頂に立つ。霧の為視界はなし。浅間山の方向を確認して見たつもりで下山する。旧軽井沢はこんな時期でも多くの観光客で賑わっていた。せっかく軽井沢に行ったなら「こじゃれた喫茶店」でコーヒーを飲みたいとの杉本のこだわりで、薪ストーブの煙突の立つ喫茶店に入った。コーヒーとケーキで1000円を超す値段にビックリしながらも、薪ストーブの心地よい温かさに包まれゆっくりと時が流れていった。ちなみに坂田さんの飲んだバドワイザーは600円だった。旧軽井沢のお店をひやかして歩いたが寒くなってきたので早々に引き揚げ、今宵のお宿「軽井沢ブルーベリーYH」に向かった。「YH」と言うとあまり良いイメージが浮かばないでしょうがここは「5つ星」のYHだ。昔ペンションだったところをYHに変えたのでとても素適なYHだ。きれいなお部屋にはベッドがありなんとお風呂まであるのですよ。食事もとても美味しく佐渡島の「コシヒカリ」を炊いたご飯が絶品だった。宿泊客は私たちだけ、何時間も食堂を占領して楽しい歓談が続き、その後YHの車で温泉まで案内してもらい、まさしく旅行気分を満喫した。

ピーク写真

11月7日(月)昨夜の大雨が嘘のように、今朝は晴れわたっていた。YHのオーナーに詳しく道を教えてもらい高峰高原〜車坂峠に向かう。車坂峠のホテルの駐車場に車を止めて登山開始だ。登山口から直進し表コースを通ってトーミの頭に向かう、火山の山とあって登山道はガレ場が結構多い。避難壕を通り越してしばらく登ると一気に視界が開けてきた。浅間山が噴煙を上げ、これから登っていくトーミの頭が鋭くとがっている。

トーミの頭からは素晴らしい眺めだ。浅間山をはじめ、剣ケ峰、黒班山からJバンドにかけての浅間外輪山の岩肌、眼下には広大な湯ノ平高原が広がっている。

赤岳、阿弥陀岳

 トーミの頭から黒班山に向かう。浅間山の火山活動を監視するテレビカメラや避雷針の脇を通り過ぎてしばらく行くと黒班山につく。外輪山の中で一番高い黒班山からも素晴らしい景色が広がっている。写真は黒班山をトーミの頭方面と蛇骨岳方面から撮ったものである。

硫黄岳〜阿弥陀岳写真 赤岩の頭写真〜硫黄岳

黒班山から樹林帯やき切り立った崖の淵を行くと岩山の蛇骨岳山頂だ。ここから仙人岳〜鋸岳までの稜線が続き,Jバンドから一気に下り前掛山までの登山道が続いている。現在は噴火活動が比較的安定していて前掛山までは行く事が出来る。我々は時間がないのでここで引き返すことになる。下山道はトーミの頭から少し下った所の分岐から中コースに入る。こちらのコースは展望が全くないので下山に使うことが多いようだ。霜が解けて滑りやすい所と途中の急なガレ場を注意すれば快適な下山道である。

硫黄岳の絶壁 硫黄岳の絶壁

 車坂峠からチェリーパークラインを小諸方面に向かう。下るに連れて鮮やかな紅葉が車窓に拡がってくる。黄色というよりオレンジに近いカラマツの紅葉で山が燃えている。こんな紅葉は初めてである。これを見ただけでも軽井沢にきた甲斐がある。思わず車を止めて撮影をした。

夏沢峠 夏沢峠

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