Workers' Alpine Club of Mishima

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春山合宿 五竜岳

今年は異常に雪が多く雪崩遭難が頻発していた。また天候不順で今年の春山合宿はどうなる事やらと心配していたが、ゴールデンウイークに入った途端嘘のように晴れわたり素晴らしい春山を満喫してきた。

ピーク写真

3日 前夜は五竜テレキャビン駐車場で一泊し8:15分始発のテレキャビンでアルプス平へ。遠くに五竜岳が見える

遠見尾根を登る。我々を抜いていった13人の大パーティが先に見える。快晴のもと半袖になっても汗がしたたり落ちる。雪は適当に締まっていて歩きやすい

赤岳、阿弥陀岳  赤岳、阿弥陀岳 赤岳、阿弥陀岳 

小遠見山、中遠見山を順調に通過し大遠見山の広々とした稜線上にテントを設営する。まさしく絶景である。目の前に五竜岳がドーンと聳え左に鹿島槍ヶ岳,爺ケ岳が続く。右には唐松岳の優雅な山容が開け、その奥には白馬三山が、真っ白な雪をまとい聳え立つ。雪のテーブルを囲んでの大宴会が延々と続いた。

硫黄岳〜阿弥陀岳写真 赤岳、阿弥陀岳 赤岳、阿弥陀岳

4日 今日も快晴である。昨夜は風が吹き、気温も下がったので早朝の雪は締まっている。白岳は中腹をトラバースする事になった。これできつい白岳への登りは回避できる。あっけないほど簡単に五竜山荘にたどり着いた。

 赤岳、阿弥陀岳 赤岳、阿弥陀岳 赤岳、阿弥陀岳 

いよいよ五竜岳への核心部である。狭いトラバース道を一歩一歩慎重に登る。一番緊張したのは片足しか乗せる事が出来ないトラバースの箇所であった。急峻な斜面は何処までも雪に覆われ滑って滑落したら命は無い。Fリーダーより適切な指示が飛ぶ。難所を過ぎると頂上にあっけなく着いてしまった。頂上はまさしく360°のパノラマが拡がっていた。鋭い岩峰の剣岳、美しい双耳峰の鹿島槍ヶ岳、遠くには北アルプスの山々・・・大感激です。

硫黄岳〜阿弥陀岳写真 硫黄岳〜阿弥陀岳写真

下山はより慎重に足を運ぶ。急な斜面では後ろ向きになって下る。途中の狭い岩場で大渋滞を起こすもザイルを出す事も無く順調に五竜山荘に到着した。ここで今日下山する5人と別れる。残った4人は山荘でビールを買い求めゆっくりとテント場に戻った。

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