Workers' Alpine Club of Mishima

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天城山 しらぬたの池

 天城山の南面は情報が少なく、地元に住んでいながら行く機会がありませんでした。「しらぬたの池」という何とも神秘的な池と、大杉に代表される伊豆半島の自然の大きさをあらためて確認した山旅でした。林道歩きはありますが、上手く周回コースを辿れました。

したぬたの池

 出発地のしらぬたの池までの道は案内が少なく、途中で道を尋ねました。林道から15分ほどで小さなしらぬたの池に到着です。ヌタ場としては大きく、池としては小さい不思議な雰囲気がありました。水面の反射率が高く、小さな空と樹木を水面に映して天城の春を演出します。

大杉

 近くの「大杉」は樹齢が1000年といわれ、幹に古杉独特の縦皴を刻んでビックリするくらいの樹高で聳えていました。天城北面の「太郎杉」の手入れの行き届いた優等生と違い、あくまでも大自然の中で育った逞しさを感じさせる杉でした。

鹿の骨

 林道からは「地蔵堂歩道」の案内に従い山腹に取り付きます。古くからの道が健在で沢を渡る所を除いて歩きやすい道で、藪を覚悟していたので少々期待はずれでした。赤テープは過剰なくらい付いています。道の端に胴体を除いた鹿の骨を発見しました。獣道と交差する地点でしたので、待ち伏せされて胴体は猟師が持って行ったのかな。欲しかった角もなかったし。うまかったのかな〜。

白田片瀬方面

 天城縦走路から歩いてきた白田片瀬方面を俯瞰します。林道が直下に見え、南面の方が北面より急斜面の様子が良く判ります。右上から海に向かって、八丁池から三筋山にかけての尾根が見えています。

箒木山

万二郎岳からは急斜面を下って電波施設のある箒木山を目指します。この山の展望は天城の中でも最高の部類です。電波施設がある山のために、このコースは整備されていないと思われます。ここから、林道をしらぬたの池に戻りましたが、途中では水も得られさっぱりとして周回することができました。

地図

 帰りの林道でしらぬた歩道の案内を発見。その道に入ると僅かで池の東側に出ることができました。道標さえしっかりしていれば、このコースは一般向けになると思いますが・・・。電波施設があるため行政任せの整備は期待薄ですが、今のままの方が天城らしくて良いと思いました。

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