春山合宿 鹿島槍ケ岳東尾根
今年の春山合宿のバリエーションは鹿島槍の東尾根にいってきました。天気もよく北アルプスを満喫しました。
1日目 東尾根へ
前日の夜、五竜隊とオンリー隊と合流して大谷原で宴会。連休で大混雑でした。そして、翌朝遅めの出発です。林道を歩き尾根へ取り付く。
急坂を終えて、しばらく進むと景色が広がってきます。天気もよく気温も高く軽快に進んでいきます。
そして一ノ沢ノ頭に到着。目指す先はまだまだ遠い。休憩して、さらに二ノ沢ノ頭を目指して進みます。
二ノ沢ノ頭に到着。さっきよりちょっと北峰が大きいのがポイント。連休の後半なので、天場がいくつかありました。今日の天場はここにすることに。
2日目 第一岩峰へ
朝、大町の夜景が見える頃に起床し、明るくなってきたところで出発です。少ししまった雪のなか進んでいきます。
第一岩峰基部に到着。雪は少ない、多い?岩場やら草付やら登っていく。
3ピッチ目。登る人、支える人。
第二岩峰へ、そして山頂へ
先にに見えるのは第二岩峰。けっこうあやしいクラックが沢山あるなか進んでいく。あちらこちらから雪崩の音が響く。
今日のハイライトの全景と先行パーティ。
先行パーティを観察する我パーティ。ここにも天場一張分があったのでじっくり休みながら。この時間帯は丁度お日さまも一番いい頃だった。暖い。
「さあ、いくぜ!」のリードクライマーと「…」まだ休憩中のビレイヤー。
そして登る。核心部のあたり。なにもないのかと思ったらいくらでも手がかりがある。どちらかというと、その上にある浮石があやういのが心配。
真剣なまなざし「あそこに手がかりがある」とポカポカ陽気に落ちる寸前「おらは眠てえだ」の若い人たち。
さてここを登ればあとはピークを目指すだけ。
北峰と南峰、そして稜線歩き
北峰に到着。マッチョ君がいたのでみんなも含めて脱いでみる。岳人投稿用?ピーク写真。
もう一枚。「エーックス!」行動中一度も使わなかったアックスの唯一の活用シーン?
そして南峰へ、はじめて全員で写る。この辺は立派な看板はないのー?天下の後立山なのに。
あとは雪のない稜線を進む。長い、しかも疲れる。途中で雷鳥君に遭遇。冷池山荘は遠い。
赤岩尾根の長い下山
冷池山荘からは赤岩尾根を下る。結構、長い。なかなか大変。そして、林道を歩き大谷原に戻る。