櫛形山
櫛形山は「アヤメ」の群生で有名です。あやめ平から裸山にかけてはアヤメの大群生があり7月初旬〜中旬が開花期であるといわれ、皆アヤメが見られると楽しみにして来た。アヤメ平についたところ登山客であふれていた。しかしアヤメの姿があまり見えない。途中で出会った登山者が「アヤメよりも人の数のほうが多いよ」と言っていたとおりである。今年はいったいどうしたことであろうか。10年前は見渡す限りアヤメで多い尽くされていたというし、2年前でもこんなではなかった。ある人が温暖化の影響で植生の大変化があったのではないかと言っていたが、どうであろうか。
あやめ平ではアヤメの可憐な姿はちらほらしか見えず、ヤナギランなどの植物で覆い尽くされていた。一箇所だけたくさん咲いていたが人間の手が入っているように思えた。
あやめ平から裸山に向かう。周辺はヤナギランが群生していてその合間にアヤメがちらほら咲いている。裸山から奥仙重にかけては樹林帯の中を歩く。奥仙重(櫛形山山頂)でゆっくり昼食をとり下山した。