Workers' Alpine Club of Mishima

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2004年度 | 2005年度

ハイク 利尻・礼文

利尻・礼文山行は連日天気に恵まれ、穏やかな夏日が続いた。 利尻山は涼しいうちに登頂できた。 礼文島では一面に咲く花々と出会い、澄みきった青い海が実にきれいだった。 更に、島で獲れた生うに、ボタンエビ、毛蟹、もずくなどの宿料理など満喫した。

長官山から見た利尻山 9合目の火山礫道

7/8(土)晴れ   早朝3時半、不要な荷物を宿に預けて、宿の車で3合目利尻北麓野営場へ送ってもらう。 朝靄がかかるがうっすらと明るい。 陽気は少し肌寒い程度、歩けば暑くなるので半袖になる。登山者はまだ少ない。 途中でかわいいシマリスに会う。涼しいうちに登り始め、8合目の長官山まで快調に行く。 山頂が見えると沿道脇には花々が多くなり、デジカメを出してシャターを頻繁に切るようになる。 9合目からは火山礫になり踏ん張りがきかない歩きにくい道に変わる。 ペースダウンするが山頂には予定通りに着いた。 東斜面の沢には残雪があり、雪解けしたところにはボタンキンバイが一面に咲いていた。   山頂を8時半に下る。風は弱く日照は強く暑さを感じる。 次第に下からの登山者が多くなる。 道が狭いのですれ違いに待機することが多くなる。 こちらも下山時間が気になるので、ツアー客などには道を譲ってもらう。 「甘露泉水」で休み、甘い冷たい水をたらふく飲んで、3合目に予定通り11時半に着いた。 ここから更に、鴛泊港へ歩く。 途中、宿に寄りザックを詰め替えて、鴛泊港に行く。 そして、昼食をとるとフェリーで香深港へ渡った。 礼文島の尺忍の宿には自慢の庭があって、礼文島のほとんどの花が見られると云うので、その庭や港周辺を散策した。

秘密の花園 桃岩の花畑

7/9(日)晴れ   早朝、6時に知床登山口へ送ってもらう。 公衆トイレの脇から元地灯台を目指す。 しばらくして車両止めゲートを抜け、更に行くと電柱は28と記したところで終る。 このすぐ先の左側にロープを張った小路を見つける。 ここが「秘密の花園」らしい。 ゆっくり10分も歩くと断崖の上に出た。 標識にカラスが止まり近づいても逃げない。 正面の真っ青な海がきれいだ。 崖の向こうには元地灯台が立っている。 周囲は見渡す限り花園で、エゾカンゾウ、レブンウスユキソウ、レブンシオガマ、レブンキンバイ、ハクサンチドリ、ミヤマオダマキ、ヒウウギアヤメ、エゾハクサンイチゲなどたくさんの花が見られた。 来た道に戻り元地灯台へ向う。 丘は見渡す限りたくさんの花が咲き乱れている。 そして、お花畑は桃岩展望台まで続いていた。 桃岩は桃の形をした巨岩で青い海をバックにきれいだ。 香深港へ下り、バス停で路線バスを待っていると、偶然に今夜の宿で契約している送迎バスが入ってきた。 事情を話すと鉄府への分岐まで乗せてくれた。

ゴロタ山周辺 スコトン岬を展望

大分早く目的地に着いたので、少し遠回りをして西上泊港へ下る。 澄海岬は観光バス客で賑わっていた。 次に、ひと山越えて鉄府港へ出る。 閑散とした部落で日曜日というのに子供が全く見えない。 しばらく荒波が打寄せる海岸線を歩く。 山の斜面にはエゾカンゾウが咲き、路端にはハマヒルガオ、カワラナデシコなどが咲いていた。 標高180mのゴロタ山へ登るとスコトン岬がすぐ近くに見える。 一度下って再び標高113mのエゾカンゾウの咲く小山に登る。 最北のスコトン岬とその向こうにトド島が見える。 道路は観光バスが行き来している。 宿はスコトン岬を更に下ったところにあった。 宿の部屋からは野生のゴマフアザラシが見えた。

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