Workers' Alpine Club of Mishima

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定例アルパイン 北岳バットレス Dガリー奥壁

7月の定例アルパインは、北岳バットレスに行ってきました。3パーティも取っ付いたら、さすがに迷惑なので、3人はDガリー奥壁を登りました。計画全体については第四尾根の報告をご覧ください。

出発前 大樺沢

バットレス沢を第四尾根パーティとともにつめる。残雪が多くC沢をつめたほうがよかった、五尾根支陵の取付まで一苦労。右は取付手前の第四尾根パーティ。

二俣

dガリー大滝からピラミッドフェースを目指すパーティがいたので出発写真を撮ってもらった。ここから取付まで、雪がいやらしい。

下部岩壁から取付

二俣

下部フランケから奥壁の取付を目指す予定。2ピッチ目はクサビハングからフェース。核心に支点がない。なんで?

Bガリー大滝下 Bガリー大滝

3ピッチ目。どうもこの辺りで下部フランケかどうか怪しくなってくる。3級のピッチだよな、これは。

下部岩壁

カメラを交代しながら進む。が当然、最後をいく私しか顔が写らない。なかなか小林くんの写る機会がない。

Dガリー奥壁

四尾根1ピッチ目

右上に見えるハングがDガリー奥壁の1ピッチ目でしょ。よくみる写真だし、スリング垂れてるし間違いない。トラバらないで取付に着いたのでやっぱり下部フランケじゃないんでしょう。

白い岩 ナイフリッジ

最初の2ピッチが核心。最初のハングにさしかかるふせさん。鳳凰三山バックにビレイですね。

ナイフリッジ

第四尾根はかなり近い。声もよく聞こえる。右手に第四尾根のパーティをみつつハングを超えていく。

懸垂

ハングを抜けてからクラックに移るところが核心だった。あとは軽快なクラックというけど、この核心を超えた後では精神的に辛い。

最終ピッチ

小林くん、結構強い。弱みをみせず登っていく。

終了点

核心が最初の2ピッチというのは嘘だった。3ピッチ目は草付から。私は多少楽をしながらチムニーの下部へ。このチムニーが、すごく狭い。なんとか顔を出した。あとは手前のガバをつかめば出られる。

肩の小屋 高山植物

そして4ピッチ目。このチムニーを抜ければ第四尾根に合流する。登る途中でも第四尾根を進む人が見える。かなり手がかりはあるが中は濡れていた。しかも、雨が降り出して大ピンチ。3ピッチは一人ずつ登ったが、ここにきて小林くん登り終わるの待たずに登り出す。

終了点で急いで雨具を出す。あとは暗くなる中、ビバーク準備に入るパーティを横目に稜線へ駆け上がる。もちろんお花畑なんて楽しめない。頂上に着いたときには暗いしガスるしろくな写真も撮れない。ヘドラを出して注意深く肩ノ小屋を目指す。8時過ぎに小屋に滑り込むと、第四尾根パーティが食事まで手配してくれていたので、ご飯を食べてビールを飲んで、あとは爆睡。有り難かった。

山スキーは岳人に掲載された年のそのルートは大混雑だが、さすがに岩登りではそうもいかないみたい。この日はピラミッドフェースが人気でした。

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