Workers' Alpine Club of Mishima

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甲斐駒ヶ岳

広河原までマイカーが入れなくなってから初めての南アルプス北部。仙水峠のお気に入りのテントサイトにツエルトを張ってのんびりピークハント。登山のピーク時間を1時間もずらすと人気の山も結構静か。

仙水峠

14日

北沢峠に7時15分着のバスから降り、30分登って今日の幕営場 仙水峠に到着。お気に入りのテントサイトが空いていてラッキー。早速ツエルトを張るが久しぶりのため手間取って30分以上かかってしまった。入り口のポールはストック流用。フライをしわ無く張るのは結構難しく、腕の見せ所だ〜。

早川尾根

化石岩塊流で覆われた仙水峠の東側には以前大きなケルン状の遭難碑があったが、雷にでもやられたのか残骸だけが残っていた。1時間も登ると隣の早川尾根が自分と同じ高さになってくる。以前、アサヨ峰で強い日差しの中で無線運用をしたら軽い脱水症になった事があり、水分を充分取りながら駒津峰に向かう。

駒津峰

駒津峰まで来ると同じバスで来た登山者に追い付き賑やかになる。行く手に甲斐駒ヶ岳の白い山容が見え、いやがうえにも心が踊る。南アルプス南部と違い、軽装の登山者が多いのが特徴だ。

山頂

正午前に山頂着。真上は晴れているのに周りがガスの中。残念ながら遠望が利かないが今回は展望は二の次、早速無線運用を始める。登山者が多い山頂では迷惑の為、人のいない環境破壊にならない場所(結構気を使う)を探して運用開始。430MHの為、見た目大き目の携帯電話と変わらない。山頂同士では、北アルプスの小蓮華岳と地元でおなじみ仁科峠からの局だけだった。最遠は福島県の須賀川市約255q、単三4本の運用では良しとしますか。13局との交信で3000m峰の運用としては少しばかり消化不良だった。やはり50MHzが正解だったかな。

日の出

15日

日の出前に仙水小屋を出発して月明かりの中、仙水峠に登る。だれもいないと思っていたこの時間に登山者がいる。聞けば仙水小屋の朝食は3時30分との事で普通の小屋よりやたら早い。そういえば前日、甲斐駒ヶ岳より仙水小屋に戻って来た5時前には食事の片付けをしていたな〜。

甲斐駒ヶ岳

仙水峠から甲斐駒ヶ岳を背に栗沢山に向かう。昨夜雨が降ったため足元の植物に水滴が付いていて裾が濡れてしまう。小1時間も登った所で甲斐駒ヶ岳の写真を撮る。大武川から霧が昇って甲斐駒に纏わり付き、想像した通りの姿があった。朝食を摂りながら1時間近くその風景に見入ってしまった。

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