妙高連峰の紅葉
笹ガ峰〜火打山〜妙高山〜燕温泉
火打山、妙高山に行ってきました。頑張れば日帰りできるコースを紅葉と展望を楽しみながらのんびりテント泊する計画です。
1日目 笹ガ峰から火打山を往復して黒沢池ヒュッテへ
道の駅で前泊してから登山口までくると駐車場はほぼ満車状態。意外に人が多いので少し驚きました。歩きはじめてしばらくすると色付いた木々が多くなり、登山口での「まだ早かったのかなぁ」という不安は薄らぎます。
黒沢池方面と分かれる富士見平の分岐を高谷池方面に進んで火打山が見えるようになるとすぐに高谷池ヒュッテの三角屋根が視界に入ります。
高谷池ヒュッテで長めの休憩をとった後、天狗ノ庭のすばらしい景色が待っていました。途中すれ違ったオジサンが「妙高は良かったけど、火打は1週間早かった」と言っていましたが、ここに来たのだろうか・・・。
少し雲にかかってしまいましたが、天狗ノ庭からの火打山は最高でした。
2日目 黒沢池ヒュッテから妙高山へ登って燕温泉へ
黒沢池ヒュッテを出発して大倉乗越にでるとモコッとした妙高山が現れました。妙高山に圧倒されながら左下に目をやると小さな長助池があります。この池とはこの辺りで見納めです。
妙高山の山頂に着く頃には予報どおり雲が多くなってきましたが、雨飾山と後立山連峰、その奥には槍ケ岳、剱岳まで確認することができました。などと展望を楽しんでいるうちにパッと青空が広がりました。
妙高山から燕温泉までは展望の乏しい森のなかをひたすら下るのですが、途中の光善寺池と光明滝が最後まで飽きさせないでくれました。特に光明滝は温泉が流れ込んでいるようで変色した黄色い岩と2段の落差は一見の価値ありです。
燕温泉からはタクシーで笹ガ峰に戻ります。山頂からの展望はいまひとつでしたが、素晴らしい紅葉と池や湿原がつくる秋の景色を存分に堪能できました。