自然保護デー 愛鷹 鋸岳(クリーンハイク 2班)
最近多くの新人を迎えていますが、アルパイン指向の会員とハイキング指向の会員との交流をはかる場として地元の愛鷹山でクリーンハイクを企画しました。2班の鋸岳隊はチョピッとアルパインを味わえるコースとして設定しましたが、年々鋭くなる鋸岳の通過はハイキングのレベルをはるかに越えています。回収したゴミは 3sでした。
地元の利、登山口の愛鷹神社前は7時過ぎに出発。今回は新人2名を含む7名のパーティ。大沢を順調に進みます。沢の中は古い空き缶が目立ちました。
お地蔵さんが鎮座する鋸岳の入り口、蓬莱山に到着です。これから辿る鋸岳の鋭いスカイラインに闘志メラメラです。
鋸岳は最初南側をトラバースして第三ルンゼから北側にのっ越します。第三ルンゼへの下り口が崩壊していていました。北側のトラバースから稜線に上がる所が第一のポイントです。鎖を頼りに攀じ登ります。
稜線に出ると97年秋の長雨で崩壊したナイフリッジの上に出ます。ここの通過が第二のポイントで、4点支持が一番安全とか??。ベテランのSさん、余裕の2点支持で通過です。第三のポイントは位牌岳近くにあります。位牌岳から下って来ると最初の悪場で、あるいは鋸岳を通過した後の気の緩みなのか事故が多い所です。ともかくこの稜線は最後まで充分注意が必要です。
1班水神社隊とは合流場所の位牌岳に5分程の違いで到着しました。貸切の山頂でしばしの交流会です。出発間際になって裾野麗峰山の会のメンバーが到着しました。帰りは北沢分岐点から北沢を下降し愛鷹神社前の駐車場でゴミの計量をしました。手前のTシャツと腕時計は忘れ物のようですが、持ち主は裸で帰ったのかな〜。
愛鷹神社前にはしっかりした駐車場があります。崩壊が激しいので悪天候時や体力 技術の無い方の入山は非常に危険です。