Workers' Alpine Club of Mishima

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定例ハイク 天城南面 箒木山

定例ハイクに地図読みと藪山歩きの要素を取り入れて、あまり歩かれていない天城の南面に出かけました。大杉やお化け杉やシラヌタの池は初めての会員も多く、天城の自然に大感動でした。GPSや無線機も会山行として初めて使用しましが、充分その機能を発揮しました。15名と大人数のためパーティーを2班に分け、20分ほどの時間差をつけての山行でした。行動時間が8時間を越える長丁場ですので、陽の長い時期に歩きたいコースでした。

大杉

駐車場はは大杉の入り口。2班が大杉を見ないで出発し1班は大杉見学してから2班の後を追う事にする。大杉は樹齢約千年、北側にある太郎杉と違い人の手が全く入っていない自然そのものの姿で、見るものを圧倒する迫力がある。2度見に行った人や、寿命が延びた気がした人もいたようだ。

お化け杉

雰囲気の良い林道を進み、次の目的のお化け杉に到着。別名「千手観音杉」と呼ばれ、四方八方に枝を伸ばした姿に感化された1班の面々、おバカなポーズでパチリ。それに比べて紳士淑女の2班。しかしこの中に林道で爆竹を鳴らした爆竹娘や、ズボンのゴムが切れて笑いの渦を作った奇特な人が混じっているのだが・・。

紅葉1 紅葉2

林道から沢伝いの地蔵歩道は、沢の中は荒れているが全体的には歩きやすい道が片瀬峠まで続いている。紅葉は今が盛りで赤や黄色に鮮やかだった。万三郎岳から万二郎岳までの天城縦走路では40名ほどのツアー客パーティーとすれ違ったが、10名程に分けて歩いてもらいたいものだ。

富士展望 急坂

この秋一番の寒気が入ったため、天城の稜線は雪雲に覆われ時々アラレが降る寒さ。田方平野に降り注ぐ暖かそうなお日様の日差しがうらやましい。万二郎岳から縦走路に別れ、箒木山に向かうとトラロープが張り巡らされた急降下が始まる。前日の大雨とアラレのおかげでツルツルとよく滑る。お尻を汚したの だあ〜れだ。

箒木山1 箒木山2

箒木山はふたつのピークを持ち、展望の良いピークからは伊豆七島や関東平野が望める。広場には地元の子供たちがピクニックに来ていて非常に賑やかだ。ゆっくり休んでいた2班と休まず歩いてきた1班がここで合流する。

シラヌタの池

シラヌタの池には陽が落ち始めた頃に到着。水溜りのような規模しかない池だが、水面の反射率が高く色付き始めた木々を写して静かにたたずんでいた。2班が大杉見物から帰ってくる頃にはだいぶあたりが暗くなって、短い秋の最後の日差しが稜線を赤く染めていた。

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