Workers' Alpine Club of Mishima

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冬山合宿 奥穂高岳

幸運の女神(?)のおかげか、好天に恵まれ、登頂できました。これでもかと続く急登、落ちられない固い雪壁、微妙な岩場の乗越しと、手応えのある雪山でした。

さあ出発

奥穂1

前夜は雪だったが、快適な寝場所を発見し、宴会で士気も高まった。翌朝は快晴。林道を順調に進む。遠くに見えるのが、蒲田富士だ。あそこまで登るのか、高いな〜。

奥穂2 奥穂3

涸沢岳西尾根に取り付くと、急登が続く。泊まり装備の重い荷物にバテバテ。テントや食料を持つKくんは、「泣きそうになりました」。予定の2400mを少し過ぎた樹林帯の斜面を整地し、ギリギリのスペースに4人用テントを張る。

奥穂へアタック

奥穂4 奥穂5

朝5時半、日帰り装備を背負ってヘドラで歩き始める。蒲田富士の雪稜を登る頃、夜が明けてきた。今日もいい天気だ。F沢のコルからルンゼを登る。所々、氷化した急な斜面を数100m登って、涸沢岳に続く雪稜に上がる。

奥穂6

太陽に向ってキラキラ光る雪稜を登る。こういう時、雪山っていいな〜と勘違いしてしまう。
奥穂7 奥穂8

涸沢岳から白出のコルへ下降し、奥穂山荘の前で休憩。ついに核心部の奥穂への登り。ハシゴの上の雪壁は、落ちたらケガでは済まない。一歩一歩、確実に登る。

奥穂9

やった〜、奥穂の頂上だ。しっかり登れたメンバーも力をつけたな〜。先行してトレースをつけてくれた、松本のパーティ、横浜蝸牛のパーティに感謝。

奥穂10

頂上からは360度の素晴しい展望。遠くに槍や北ア北部の山々、八ヶ岳や富士山、白山も見える。八ヶ岳のFさんパーティは順調に登ってるだろうか。

下山、そして宴会

奥穂11 奥穂12

下降の難しさを心配していたが、気温も上がってきて雪も適度な固さとなり、下り易い。テン場に戻って、「お疲れ様!」

奥穂13 奥穂14

大晦日の夜、ラジオで紅白を聞きながら宴会。今回の山行の最大功労者は、Kくん作のこのテルテル坊主か?翌、晴れやかな元旦、「明けましておめでとう」。ゆっくり準備して新穂へ下りる。今年の干支は、イノシシです。

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