浜石岳(駿河の山)
気候に恵まれ楽しいハイキングとなった。強い北風、登山道には残雪、山頂では一転、風もゆるみ穏やかな日差しが降り注いでいた。久しぶりに顔を合わせ、いつまでも楽しい会話が続いた。富士山、愛鷹連峰、伊豆の山々、そして駿河の海が遠くまで広がっていた。
一回目に休憩が終わるとすぐに梅林に入る。まだ一分咲きだが心地よい香りがした。
人に行き交うこともなく、静かな山ににぎやかなメンバー、山荘跡の案内板を見入る。
のろし台跡から山頂へ続く稜線までは、風も強く登山道には雪も残っていた。
登山道の雪と、昨年の台風の影響か倒木が沢山あった。
浜石岳山頂にて
山頂に続く稜線に出ると先ほどまでの寒さがウソのよう。まさに「陽だまりハイク」富士山も青空の中に映えていた。
山頂では車座になってひとり一言で交流を図った。温かいコーヒーとたくさんのつまみが回ってきた。
さった峠までの道は長かったが、いつまでも天気が良く、広重と同じ構図の富士山を見ることができた。25人の足取りは元気に由比駅まで続いた。