節刀ヶ岳(御坂山塊)
稜線歩きは節刀ヶ岳まで紺碧の秋空のもと終始変わらなく続く。行く手には八ヶ岳から南アルプス群と名だたる峰々は既に化粧し新鮮で眩しく輝いていた。
稜線の紅葉は青空に映えていた。
日本一の名山の山域で紅葉狩りの真っ盛りにも関わらず、黒岳以西のこの地に人影はなかった。
奥秩父から八ヶ岳、南アルプスと富士山、すばらしい展望だった。
稜線上からはいつも清々しい富士山が見えた。
釈迦ヶ岳の先には八ヶ岳、さらに左手奥には南アルプスと最高の景色が望めた。
節刀ヶ岳山頂にて
激しいアップダウンにウンザリしながらも山頂に到着、直下の紅葉も素晴らしかった。
足許ではリンドウの花が多く咲き晩秋の風情に色を添えていた。
半年余りも膝痛で訓練不足がたたり、秋のつるべ落としの日没を気にしながらも、皆も共に穏やかに歩調を合わせてくれたのだった。メンバーの心遣いと山のエキスを深く吸収し次のステップとしたい。