ニュージーランド・ アーサースパス国立公園 「アバランチ・ピーク」登山
11月下旬より12月下旬まで約一ヶ月、ニュージーランドを旅行してきました。この期間に登った山行報告を行います。今回はアーサースパス国立公園 「アバランチ・ピーク」登山です
クライストチャーチからトランツ・アルパイン号に乗ってアーサース・パスまで
車窓には雄大な景色が次々と現れます
アバランチ・ピーク登山
アーサース・パス駅あたりからすぐ西側に望める、鋭くとがったピークを持つ山。アバランチ(崖崩れ、雪崩)と言う名前のとおり、大きく崩れたガレ場を持つ荒々しい山容が目立っている。今日は、折り返しの列車に乗る時間内に帰ってこれる所までの登山です。どこまでいけるやら・・・
スタートはDOCビジターセンターのすぐ裏側で、最初からかなりの急登です。所々に岩場がありますが、我々には難しい登山道ではありません。しかしかなり厳しいところでも、ロープや鎖などは設置されていない。必要最小限の標識のみである。
森林の中で、視界はあまりよくないが、どんどん小さくなっていく、ビレッジの風景が木々の間に見え隠れしています
一時間ほどで標高1200mの森林限界を抜けます。ここで初めて展望が開け、眼下の南北に伸びるビリー川の深い谷間を見渡すことが出来ます。
このあたりから、斜度はややゆるくなります。有名な高山植物マウントクック・リリーを見つけました。
ルートは20m間隔で建つポールによって示されているので、これに沿って進みます。標高1500mあたりで引き返す時間となりました。ここで昼食です。すぐそばに雪渓がありました。ニュージーランドで始めて雪に触りました。妻が食べてみたら、日本と同じ味だといっていました、当たり前ですね。周りには絶景が広がっています。アーサース・パス国利公園の主峰マウント・ロールストン(2275m)の真白に雪を被った鋭い山容を見渡すことが出来ます
360度、山また山、また山・・・去りがたいほどのダイナミックな山岳風景が広がっています
アバランチ・ピーク
同じ道を引き返します。途中の滝のほとりで、冷たい水を飲み、体を拭いて駅に向いました。