Workers' Alpine Club of Mishima

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万二郎岳

ばんじろうだけ

  • 標高 1,300m
  • 北緯 34度51分35秒
  • 東経 139度01分15秒
  • 1/25,000地形図 天城山
  • 富士山の見える方向 北北西
写真 写真

 中伊豆から富士山が綺麗に見えたので、万二郎、万三郎からも見えるだろうと当日、急に行くことに決めた。2月2日に計画したのだが山は雪となって富士山が見えなかった・・とのことで再度の挑戦だ。

 雪が降ったのか天城山は白っぽく見えていた。鹿路庭峠を過ぎると道路の端々に雪がちらほら見え始め、天城高原ゴルフ場にある登山口からはもう雪山となっていた。まだ降ったばかりの雪らしく細い枝にも沢山の雪が残っていて、まさかまさかのプレゼントだった!

 もうすこしで万二郎山頂という辺りから、枝の隙間を通して富士山が見える様になってくる。一ヶ所展望をよくするために、枝が切り払われている所がある。そこからは左側に愛鷹山と沼津アルプス、葛城山の裾野が曲線となって駿河湾に消えているのが見え、右側には伊豆半島のくぼみと相模湾がみえる。

 とてもすばらしい眺めで「ここが日本一の美しい眺めでは・・」なんて気にもなってくるが、眺める場所が登山道の途中の、狭い所なので通過せざるをえない。

 期待して山頂をめざすのだが、残念ながら万二郎の山頂からは何も望むことができない。越えて下った岩場のところがこのコースの一番の観賞ポイントとなっている。

 そこからは目の前に天城の稜線が「デン!」と構え、その奥に先ほど紹介した景色が見えるのだが、色っぽい伊豆半島の「くぼみ」は見ることができない。

 


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