Workers' Alpine Club of Mishima

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越前岳

えちぜんだけ

  • 標高 1504.2m
  • 北緯 35度14分16秒
  • 東経 138度47分38秒
  • 1/25000地形図 愛鷹山
  • 富士山の見える方向 北北西
写真

 酸性雨の調査を兼ねて登った。

 早朝自宅を出発し、十里木駐車場につく。 すでに5割くらい車が止まっていた。 ここは登山口としては絶好のところだ。 トイレの横より登り始める。 霜柱がにょきにょきと立ち、冬近しを思わせる。 天気も良くじつに爽快な気分だ。このコースは越前岳に登るのには最短コースであり、多くの登山者が利用する。そのために、登山者による踏みつけなどによる登山道の荒れ方は、他のコースの比ではない。 しかし、富士山を背にして登るこの登山道は、富士山を眺めるには絶好のコースだ。 山頂までは、いつも休む休憩場所で一回休んでから、一気に上った。

 山頂では、酸性雨調査用ボトル大小より雨水を採取した。 ボトルの水は、9割方凍っていた。 天気が実によく、南アルプス北部から南部にかけてよく見えた。鳳凰三山〜北岳〜間の岳〜塩見岳〜赤石岳〜荒川三山〜聖岳〜上河内岳〜茶臼岳〜‐‐‐‐‐。 この越前岳の山頂は、かってはぶなの大木が茂っていたが、今は見るも無残に、赤土の露出した頂となってしまった。 赤茶けた古い空き缶が土の中より露出していた。

 下山を開始すると次々と登って来る登山者とすれ違った。今日もまた山頂は、人人人でごったがえすのか。登ってくる時に霜柱が立っていたところが、溶けてぐずぐずになっていた。


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