Workers' Alpine Club of Mishima

Menu: | Home | 会の紹介 | 活動報告 | 特別企画 | BBS | Members | Link

八丁池

はっちょういけ

  • 標高 1,170m
  • 北緯 35度00分07秒
  • 東経 138度57分40秒
  • 1/25000地形図 湯ヶ島
  • 富士山の見える方向 北北西
写真

 天気予報が外れ、「富士山」の撮影は期待できそうにないが、雨雲の中を晴男晴女?のパーティーは修善寺駅前を出発した。長沢さんの軽快な運転で旧天城トンネル登山口に着くが駐車場は貸し切りの状態。 天城縦走路コースの路面は融雪で泥んこ状態、沢を左下にし、天城峠、向峠を経てワサビ田の上に出た。静まりかえった木立の中に、イノシシの足跡が沢に向かっている。辺りは樹齢数百年と思われるヒメシャラ、ブナの大木があって実に美しい。また、来た道を振り返ると、山肌はヒメシャラ、広葉樹などの落着ついた色彩がきれいだ。山道も高度が上がり、ササが出始め、しばらく歩くと展望台に出た。気温は3℃、辺りは一面ガスに覆われており、「富士山」は望めなかった。八丁池で昼食を摂り、室野さん特製の鍋料理をおいしく頂いた。 下りコース「下り御幸歩道」もぬかるんでいて、泥靴になって下る。途中、ビバーク出来そうな大きな空洞のある、大ブナの木を見て、更に、檜の植林を抜け下った。残念ながら「富士山」は撮れず、別の日に撮った写真も掲載する。 久々のスポーツ登山で、学生時代に歌った「♪尊き山の教えを受けん♪」を思い出し、忘れていたひと時を呼び戻してくれた。

写真

inserted by FC2 system