Workers' Alpine Club of Mishima

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秋山合宿 笛吹川 東沢釜の沢

 9月17日 西沢渓谷近くの道の駅でテント泊して、18日5:40分駐車場を出発した。林道を30分ほど歩き東沢の河原に入り、渡河を2回して登山道に入る。荒れた登山道を黒いワイアー沿いにさかのぼっていくと駐車場から2時間ほどで山ノ神に到着した。ここで沢靴に履き替えて遡行開始です。

山ノ神からはしばらく河原歩きとなる。乙女の沢、東のナメ沢、西のナメ沢と支沢がスラブ滝で流入する。西のナメ沢で遊ぶ

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釜の沢出会いではルートが間違えやすい。大きな岩に「甲」と書いてあるのが唯一の目印だ。ケルンも積んであるので注意して釜の沢に入っていこう。釜の沢に入るとスラブ滝が始まる。魚止めの滝は左から巻く。スリップしたら沢にドボンだ。慎重にスラブを登る。滝上のスラブは大変滑りやすい。沢経験の少ないSが釜に背中から転落した。幸い怪我もなく這い上がる事が出来た。 

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やがて千畳のナメと夜ばれる美しいナメ床が現れる。本日のハイライトだ。ここで大休止。水に入っても濡れないというハイテク素材のウエアーを着た二人がナメに飛び込む。皆、おおはしゃぎだ。

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やがて両門の滝が現れる。東俣と西俣の二つの美しい滝が滑り落ちる。東俣の途中から滑り降りる2人。

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ヤゲンの滝は本来は右から巻いていくのルートらしいが、我々は左の樹林帯に入ってしまった。かすかな踏み後を頼りに急登を這い上がる。やがて踏み後はなくなり樹林帯の中さらにをルートハンティング。やがて切り立った崖に行き着いた。そこの大きな木にはシュリンゲが放置されていた。やはり間違えて入り込んだパーティーがいたらしい。下を見ると他のパーティーが右に滝を巻いている。沢に下りるにはここしかなさそうである。懸垂下降で無事沢にたどり着いた。

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ヤゲンの滝を登りきると、広い河原が現れる。きょうはここでテント泊だ。テントを張り14時から宴会が始まった。持参した酒を酌み交わし、夕方からは焚き火を囲んでの心地よい夜がゆったりと流れていった。翌日は6:40分遡行開始。9:20分甲武信岳小屋の水場で遡行終了である。水場から甲武信岳小屋まではすぐである。小屋の近くにザックを置いて甲武信岳を往復した。山頂からは富士山が美しい姿を見せてくれた。

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