Workers' Alpine Club of Mishima

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阿弥陀北稜

経験豊富なSさんが私たちを阿弥陀北稜と石尊稜に誘ってくれた。やった!私にとってバリエーション初体験である。でも、低気圧が2つ来ている。

1日目:美濃戸山荘〜赤岳鉱泉

車を美濃戸山荘に置き、とりあえず行者小屋を目指す。丁度阿弥陀西北の取り付き付近に大同心が見える。行者小屋にはテントが並ぶ。阿弥陀は見えるが天気が悪くなってきたので、赤岳鉱泉に向かう。

小屋で一息つき、アイスクライミングに初挑戦である。Sさんにアイスアックスの使い方と足の置き方などを教わる。がグローブをしてエイトノットを結ぶのさえままならない。先が思いやられる〜〜 初めは小さい壁で練習するが、なかなか上手くいかない。垂直の壁では足場を見ることが難しいし、アックスもなかなか刺さらない。大きい壁があいたので、そこに移動する。壁がクラゲの様になっているので、バイルは刺すというより置くとひっかかる。足場もアイゼンで 引っ掛けなくても楽における。(これでは練習にならないかも)

2日目:阿弥陀北稜

諦めていたのだが、阿弥陀北稜にいくことになった。朝、ハーネスとアイゼンをつけて行者小屋まで歩く。そこから少し行って右に入る。トレースがあったが途中から消えた。ラッセルが始る。雪も腰ぐらいある。後からついてきた5−6人のグループは樹林帯の下で休憩。結局、ラッセルはもう少し上の取り付き口に進路変更して樹林帯をでる。後の連中はしっかりついて来ている。ここからは踏み跡があるので、楽チンである。私たちの前は行列である。そのうちに樹林帯を抜ける。

ジャンクションピークを過ぎる。一団体を抜いて潅木の急登を登る。少し足場が悪いし以外と急である。木を上手く使って登る。左の山を越えて右に見える山が、第一岩峰となる。岩の取り付きには7−8人がロープの準備をしている。風が渦まいて目が開けられない。Sさんがリードする。大分たっても上からの合図がないので上がっていく。足も手もあるので問題はない。次のピッチは岩の高さがありそうだが、階段状になっている。登りきると、10mほどのリッジが見える。途中にカラビナが架かっているので、一度外してまた架ける。その後少々息が切れてしまった。CLに少し待ってというが、引っ張られる。2 ピッチで終わりである。末端のロープのIさんが来た後、ロープをしまう。後は頂上めざして登るのみである。 

11:30阿弥陀頂上である。

阿弥陀南稜から上がって来た人に写真を撮ってもらう。さあ、写真を撮ったら下山だ。

登山道を下る。遠くに権現が見える。阿弥陀の登山道を降りる。雪がグズグズして滑りやすい。 前のグループは文三郎の方へ、私たちは中岳沢を行く。またラッセルだ!。

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