篭の登山 水の塔山 三方が峰 (浅間山塊)
山の秋は早く、8月の終わりから秋の花が一斉に咲き始める。そんな花を求めて今回も浅間周辺に出かけた。この「篭の登山」「水の塔山」「三方が峰」に前回は数年前の6月終わりに来た。その時とはまったく咲いている花が変わり、あらためてこの山域の花の素晴らしさに感激した。
東篭の登山へ
兎平から「東篭の登山」へ、ゆったりとした入りで進む。アキノキリンソウ、ハナイカリが最初に出迎えてくれる。そして岩が目立つようになるとイワインチンがたくさん現れ、どこまでも付き合ってくれる。所々にリンドウ、山頂にはたくさんのマツムシソウが風に揺れて咲き誇っていた。
水の塔山へ
水の塔山に続く稜線はガレ場が少しあり、そこにイブキジャコウソウ咲いている。既に終わった状態もあるが手で撫でて鼻に当てると良い香りがした。コゴメグサ、ナデシコなど、ウスユキソウの花芽は黄色から茶色に変わっていた。タケシマラン、オオカメノキなどの実も鮮やかに、シラタマノキ、マイズルソウなども実を付けていた。
兎平 三方が峰 池の平 周遊
兎平に戻り、池の平の外輪を周る。どこまでもたくさんの花が咲き、マツムシソウはもちろん、タムラソウ、アザミ、ヤナギラン、ワレモコウ、ウメバチソウ、ツリガネニンジン、僅かに残っていたコマクサなど、載せきれないほどに咲き乱れていた。